• 2025/08/18 掲載

香港銀行間金利が上昇、不安定な香港ドルへの度重なる介入で流動性低下

ロイター

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[18日 ロイター] - 香港の銀行間取引金利(HIBOR)が18日、大幅に上昇した。対米ドルペッグ制の香港ドルを許容変動幅の範囲内に抑えるための香港金融管理局(中央銀行、HKMA)の介入が影響している。

香港ドルはこの日、1米ドル=7.75─7.85香港ドルの許容変動幅の上限に向かったためHKMAが介入した。

HIBORは翌日物が1.96768%に上昇し5月7日以来の高水準に、3カ月物も2.18333%と5月以来の高水準となった。

香港ドルは今年、許容変動幅の中で大きく変動している。HKMAは5月に香港ドルの流動性を供給。流動性過剰で香港ドルが下落すると6月以降は流動性吸収に転じ、これまで12回実施した。

こうした金融調節の結果、銀行の流動性総額は18日時点で537億1000万香港ドルと、6月のピークの1764億5000万香港ドルから大きく減少し、4月末の451億香港ドルに近い水準となった。

OCBC銀行のフランシス・チャン為替・金利戦略部長は、先週は104億4100万香港ドルの吸収だったと指摘し、 「HIBORは追加的な資金吸収に反応しやすくなっている」と述べた。

香港ドルは7.8244香港ドルで推移している。15日は7.8120香港ドルまで上昇した。トレーダーやアナリストによると、中国本土との株式相互取引で本土資金が大量に香港株市場に流入していることが香港ドルを押し上げているという。

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