- 2025/08/19 掲載
米国株式市場=ほぼ横ばい、小売決算やジャクソンホール会議控え
Johann M Cherian
[18日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ横ばいで引けた。主要小売企業の決算発表や年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控え、方向感に欠ける展開だった。
今週はウォルマート、ホーム・デポ、ターゲットなどが決算を発表する予定で、貿易を巡る不透明感やインフレ期待が米消費者にどのような影響を与えているかが明らかになる見通しだ。
また、米ワイオミング州で21─23日に開かれるジャクソンホール会議にも注目が集まっている。同会議ではパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されており、経済見通しや政策枠組みについてより明確な説明がなされる可能性がある。
18日にホワイトハウスで行われたトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談は市場に大きな影響を与えなかった。
アージェント・キャピタルのポートフォリオマネジャー、ジェド・エラーブルック氏は「投資家は今後の動向に備えており、今日は静かな一日だ」と指摘。「最も重要なイベントはパウエル議長の講演だ。インフレ率がかなり高い水準にある一方、失業率が上昇傾向にある現状の経済環境についてFRBの最新の見解が示される見通しだ」と語った。
LSEGがまとめたデータによると、投資家は来月の25ベーシスポイント(bp)利下げを引き続き織り込んでいるが、年内にあと1回利下げが実施されるとの見方は後退している。
半導体大手インテルは3.66%下落。トランプ政権が同社の株式10%を取得する可能性を巡り協議しているとブルームバーグが報じた。
人材管理ソフトウエア会社デイフォースは26%急伸。プライベートエクイティ(PE)企業トーマ・ブラボーが同社の買収に向け交渉しているとの報道を受けた。
太陽光発電株のサンランとファースト・ソーラーはそれぞれ11.35%、9.69%上昇した。米財務省が発表した太陽光・風力発電プロジェクトに関する連邦政府の新たな補助金規則が懸念されていたほど厳しいものではなかったことが背景。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.16対1の比率で上回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 44911. -34. -0. 44963. 44998. 44868.
82 30 08 17 83 32
前営業日終値 44946.
12
ナスダック総合 21629. +6.8 +0. 21616. 21651. 21559.
77 0 03 82 50 33
前営業日終値 21622.
98
S&P総合500 6449.1 -0.6 -0. 6445.0 6455.3 6437.7
種 5 5 01 2 5 0
前営業日終値 6449.8
0
ダウ輸送株20種 15676. +13. +0.
02 90 09
ダウ公共株15種 1096.9 -6.2 -0.
6 2 56
フィラデルフィア 5776.3 +23. +0.
半導体 1 58 41
VIX指数 14.99 -0.1 -0.
0 66
S&P一般消費財 1853.4 +7.0 +0.
0 6 38
S&P素材 568.77 -3.3 -0.
0 58
S&P工業 1276.8 +5.1 +0.
8 4 40
S&P主要消費財 900.29 +0.7 +0.
3 08
S&P金融 872.30 +1.0 +0.
0 12
S&P不動産 256.78 -2.4 -0.
7 95
S&Pエネルギー 647.90 -3.7 -0.
4 57
S&Pヘルスケア 1581.7 -3.5 -0.
6 8 23
S&P通信サービ 398.36 -2.8 -0.
ス 3 70
S&P情報技術 5330.2 +7.0 +0.
7 0 13
S&P公益事業 431.35 -2.1 -0.
4 49
NYSE出来高 10.70億
株
シカゴ日経先物9 ドル建て 4383 + 大阪比
月限 0 110
シカゴ日経先物9 円建て 4380 + 大阪比
月限 5 85
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