- 2025/08/19 掲載
訂正-午後3時のドルは147円後半でもみ合い、ボラティリティーは低下
(表を訂正し差し替えます)
Atsuko Aoyama
[東京 19日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅にドル安/円高の147円後半で推移している。午前中には148円台に上昇する場面もあったものの、ボラティリティーは急低下しており、147円後半を軸にしたもみ合いに終始した。
ドルは朝方から147円後半でのもみ合いで推移したが、午前10時過ぎにドル買いが強まって一時148.12円と13日以来の高値に上昇した。上昇の勢いはすぐにしぼんで再び147円後半を中心に売買が交錯し、午後に入るとじり安の展開となった。
S&Pグローバル・レーティングが、米国のソブリン格付け据え置きを発表したことでドルが買われたとの指摘が聞かれた。ドルはユーロに対しても買われ、ユーロ/ドルは1.166ドルから1.164ドル割れの水準まで下げた。
22日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見姿勢も強く、もみ合いが続いている。通貨オプション市場では、ドル/円の3カ月物の予想変動率(インプライド・ボラティリティー、IV)は9%台前半と、昨年7月以来の水準まで低下している。
あおぞら銀行チーフ・マーケット・ストラテジストの諸我晃氏はボラティリティーの低下で金利差を狙ったごく短期的なドル/円買いの取引が入っている可能性があると指摘、それが「ドル/円を下支えしているとみられる」と話した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 147.63/147.67 1.1655/1.165 172.09/172.1
6 0
午前9時現在 147.92/147.93 1.1667/1.166 172.59/172.6
9 0
NY午後5時 147.87/147.89 1.1659/1.166 172.42/172.4
2 6
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