• 2025/08/20 掲載

米株価、ジャクソンホール会合時期は毎年堅調傾向 例外は2022年

ロイター

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Lewis Krauskopf

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀が毎年8月、西部ワイオミング州ジャクソンホールで開催する経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)の時期には、米国株が堅調に推移する傾向があることが、データトレック・リサーチの分析で判明している。ただ近年は、株価が上下双方向にかなりの変動が見られる。

今年のジャクソンホール会合は21─23日の予定で、22日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が行う講演が市場にとって最も重要なイベントだ。投資家は、9月16─17日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げがあるという市場の観測をパウエル氏が裏付ける発言をするかどうかを注目している。

データトレックによると、2010年以降のFRB議長講演前の5営業日と終了後の5営業日の間に、S&P総合500種は平均で0.9%上昇し、値上がりの大半は終了後に記録された。

同社共同創業者のニコラス・コラス氏は19日のノートで「これは市場が議長講演で次第に不透明感を晴らし、それが株価を押し上げていることを示唆している」と説明。今年は議長講演に先立って今のところS&P総合500種が軟化するという異例のパターンなので、21日までにやや反発してもおかしくないとの見方を示した。

過去のトレンドで例外となったのは2022年で、S&P総合500種は議長講演の前後10日で7.4%も下落した。パウエル氏はこの年、FRBがインフレ退治に乗り出す中で経済成長が鈍化すると警告。同年全体でも利上げに伴ってS&P総合500種は19%余り下がった。

23年は、議長講演の前後10日で3.3%上昇している。

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