- 2025/08/21 掲載
英総合PMI、8月速報53.0 1年ぶり高水準
サービス部門が好調だった。ロイターがまとめた市場予想は51.6だった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、春に低迷した経済成長のペースが夏に加速したことを示していると指摘。
ただ「受注状況を見ると、需要環境は明らかに依然として不安定で脆弱だ」とし「企業は、最近の政府の政策変更の影響に対する懸念や、広範な地政学的不確実性に起因する不安を訴えている」と述べた。
サービス部門PMIは7月の51.8から53.6に上昇した。
製造業PMIは48.0から47.3に低下し、3カ月ぶりの低水準となった。米国の貿易戦争で打撃を受けている。
雇用はサービス業・製造業とも削減されたが、削減ペースは前月から鈍化した。国民保険料の雇用主負担と最低賃金が4月に引き上げられたことを受けて、人件費が増加している。
サービス企業の値上げペースは3カ月ぶりの高水準だった。
今後の1年間の企業活動の見通しを示す指数は2024年10月以来の高水準。
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