- 2025/08/25 掲載
バークレイズとBNPパリバ、9月の米利下げ予想 議長講演受け
パウエル議長がジャクソンホール会議で、労働市場のリスクの高まりについて、発言のトーンを変えたことを理由に挙げた。
バークレイズは、従来2026年9月と予想していた利下げ時期を25年9月に前倒しした。
パウエル議長の講演で「緩和バイアス」が導入され、利下げ見送りのハードルが上がったと指摘。「年内は9月と12月に2回の0.25%利下げを予想する」とした。
BNPパリバも、これまでの据え置き予想を撤回し、9月と12月の利下げを予測。「パウエル議長は、データで別の状況が示されない限り、FRBが9月に『微調整』利下げを実施する意向であることを明確にした」と記した。
ドイツ銀行も22日付のリポートで、25年9月と12月にそれぞれ0.25%の利下げがあると予想。従来は12月の利下げのみを予想していた。
CMEフェドウオッチによると、市場は9月の0.25%利下げの確率を87%と予想。パウエル議長の講演前は75%だった。
次回の連邦公開市場委員会(FOMC)は9月16─17日。
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