- 2025/08/26 掲載
米国株式市場=反落、ダウ349ドル安 エヌビディア決算や米金利見通しが焦点
米国株は22日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに着手する可能性を示唆したことを受けて大幅高となった。
ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「市場はジャクソンホール会議後の二日酔いの状態だ」とし、「投資家は一息ついているようだ」と述べた。
今週は29日にFRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数、来週には雇用統計が発表される。パウエル議長は利下げを慎重に進めるとも発言しており、これらの経済指標が特に重要となる。
エヌビディアは27日の決算発表を前に1%上昇。同社の決算は活況を呈するAI(人工知能)トレードの重要な試金石として、今週最大の注目材料の一つとなる。
S&P総合500種の主要11業種のうち9業種が下落。主要消費財やヘルスケアが下げを主導した。
飲料大手キューリグ・ドクター・ペッパーは11.5%急落。オランダのコーヒー大手JDEピーツを現金184億ドルで買収すると発表した。
家具販売のRHとウェイフェアもそれぞれ5%超下落。トランプ米大統領が22日、輸入家具に対する関税調査を実施すると発表したことを嫌気した。
半導体大手インテルは1%安。トランプ大統領は政府が同社の株式10%を取得すると明らかにしたほか、他社と同様の取引を行うことにも意欲を示した。
米取引所の合算出来高は142億株。直近20営業日の平均は171億株。
S&P500は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を4.0対1の比率で上回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 45282.47 -349.27 -0.77 45605.2 45605.2 45273.0
5 5 9
前営業日終値 45631.74
ナスダック総合 21449.29 -47.24 -0.22 21466.4 21572.1 21400.0
7 8 9
前営業日終値 21496.54
S&P総合500種 6439.32 -27.59 -0.43 6457.67 6466.89 6438.06
前営業日終値 6466.91
ダウ輸送株20種 15814.56 -287.45 -1.79
ダウ公共株15種 1095.75 -13.73 -1.24
フィラデルフィア半導体 5756.30 +1.84 +0.03
VIX指数 14.79 +0.57 +4.01
S&P一般消費財 1867.41 -2.50 -0.13
S&P素材 580.54 -3.65 -0.62
S&P工業 1281.21 -13.20 -1.02
S&P主要消費財 887.81 -14.66 -1.62
S&P金融 884.73 -5.19 -0.58
S&P不動産 264.11 -1.42 -0.53
S&Pエネルギー 671.71 +1.77 +0.26
S&Pヘルスケア 1585.05 -23.13 -1.44
S&P通信サービス 399.40 +1.73 +0.44
S&P情報技術 5233.82 -4.47 -0.09
S&P公益事業 430.33 -5.03 -1.16
NYSE出来高 9.79億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 42550 - 220 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 42540 - 230 大阪比
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR