• 2025/08/27 掲載

午後3時のドルは147円後半で底堅い、月末需給か FRB巡る懸念は重し

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Atsuko Aoyama

[東京 27日 ロイター] -

午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の147円後半で推移している。月末接近の需給要因もあり、底堅い展開が続いた。ただ、クック米連邦準備理事会(FRB)理事の解任騒動で、FRBの独立性への懸念がドルの重しになった。

ドルは、147円半ばを推移していた朝方からじり高の展開となった。きょうはスポット応当日が月末に当たり、月末接近の需給要因がドル/円を押し上げたとの見方が聞かれた。午後2時ごろ148円目前まで上昇した後、足元では弱含んでいる。

月末の需給要因がある中でドル買いが続けば、ドル/円が急落したパウエルFRB議長の講演前の水準まで「全戻ししてもおかしくない底堅さ」(国内銀行の為替ディーラー)があるとの声が聞かれた。

外為どっとコム総合研究所調査部長の神田卓也氏は、FRBに対するトランプ政権の圧力は、独立性の観点だけでなく、将来的にインフレが制御できなくなるとの懸念も生じさせるため、ドルの重しになるとみる。

一方、神田氏は「構造要因での円売りもゆっくりしみ出し、ドル/円は下落しづらい」ともしており、フランスの政局不安からユーロも売られる中で、「ドル・円・ユーロのG3通貨がそれぞれ弱みを持ち、三すくみ状態」だと指摘する。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 147.80/147.8 1.1620/1.16 171.76/171.

4 21 77

午前9時現在 147.46/147.5 1.1636/1.16 171.61/171.

0 38 63

NY午後5時 147.40/147.4 1.1641/1.16 171.62/171.

1 43 66

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