- 2025/08/27 掲載
台湾ヤゲオ、外為法に関する承認取得の見通し 芝浦電子買収で
[東京 27日 ロイター] - 台湾の電子部品メーカー、ヤゲオは27日、芝浦電子買収について、政府により外為法(外国為替及び外国貿易法)に関する承認が取得できる見込みになったと発表した。
ヤゲオは、株式取得の条件について経済産業省との協議が整ったとし、関連法令に基づき、必要となる各種届出を実施するとした。
関係筋によると、ヤゲオは、政府が提示した安全保障に関する条件を全て受け入れたという。ヤゲオは「ノーコメント」としている。
ヤゲオは、株式公開買い付け(TOB)期限を9月10日まで延長。遅くとも、9月10日までには、株式取得に関する承認を得られるとの見通しを示した。
芝浦電子を巡っては、ホワイトナイト(友好的な買収者)としてTOBを実施しているミネベアミツミが1株6200円、8月28日を期限としており、これ以上の価格引き上げや期日延長は行わない方針を明らかにしている。
これに対しヤゲオは、6200円から2度にわたって価格を引き上げ、1株7130円で9月8日まで実施するとしていた。
ミネベアミツミの広報担当者は「すでに出している価格引き上げ・期日延長なしのコメント以上に言えることはない」とした。芝浦電子の広報担当者は「開示されている内容以上のコメントを控える」とした。
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