- 2025/09/01 掲載
米クラフト・ハインツ、近く会社分割計画発表か=WSJ
計画は、同社を食料品部門とソース部門の2つの独立した事業体に分割することを目指している。
同社は7月、クラフト製品を含む食料品事業を新事業体としてスピンオフ(分離・独立)することを検討しており、新会社は単独で最大200億ドルの価値があると見積もった。先月下旬には一部ブランドの戦略的選択肢を「緊急に検討中」と表明していた。
WSJは、クラフト・ハインツは独立した2つの事業体の合計価値が、同社の時価総額約330億ドルを上回ると見込んでいるとし、計画と時期は直前で変更される可能性があると伝えた。
分割後、同社は主力製品のハインツのケチャップやディジョンマスタードの「グレープポン」などを維持する見通し。
クラフト・ハインツは2015年、ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイとブラジル系プライベートエクイティ(PE)会社3Gキャピタルが、旧クラフト・フーズと、バークシャーと3Gキャピタルが13年に買収したH.J.ハインツを統合して設立された。
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