• 2025/09/02 掲載

ECBは金利据え置くべき、インフレに上振れリスク=専務理事

ロイター

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Francesco Canepa Balazs Koranyi

[フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事はロイターに対して、ユーロ圏経済は米国の関税にも持ちこたえており、インフレ率はなお予想を上回る可能性があるとして、政策金利を据え置くべきだと語った。

ECBは7月、8会合ぶりに利下げを見送った。

ECBのタカ派の中で最も影響力が大きいとされるシュナーベル氏はインタビューで、現在の2%の政策金利は既に好調な経済を「緩やかに」刺激している可能性があると強調。「現状ではさらなる利下げの理由は見当たらない」と述べた。

ユーロ圏経済は「力強い域内需要の伸び」のおかげで予想以上に好調であり、今後はドイツのインフラや軍事への投資による「大きな財政刺激」が期待できるとの認識を示した。

トランプ政権が打ち出している世界的な関税については、インフレを押し上げる方向に働くと主張し、多くの当局者の見解やECBの予測とは異なる見方を示した。「(インフレの)リスクのバランスは上向きに傾いている」とみているとし、インフレ率が来年は1.6%、2027年は2%とするECBの予測を上回る可能性があることを示唆した。

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