- 2025/09/03 掲載
仏サービスPMI、8月改定49.8に上昇 50に迫る
1年ぶりの高水準だった。事業活動全般が安定化に近づいている。
同部門の雇用は9カ月ぶりに増加。増加ペースは15カ月ぶりの高水準だった。正規雇用と臨時雇用の双方が増えた。
製造業とサービス業を合わせた総合PMI改定値も7月の48.6から49.8に上昇した。
ハンブルク商業銀行のエコノミスト、ヨナス・フェルドフーセン氏は「サービス部門と製造部門の双方で改善が見られ、両セクターの縮小ペースが鈍化した」と指摘。
「心強い進展だが、慎重に見る必要がある。フランスでは広範な不確実性と経済の弱さが存在し、現在は新たな政権危機の可能性にも直面している」と述べた。
サービス部門の新規事業は引き続き縮小したが、縮小ペースは1月以降で最も緩やかだった。国外からの受注は急減した。
未処理の業務が2024年4月以来初めて増加した。人員不足と顧客側の遅延を反映した。
投入価格と産出価格は引き続き緩やかに上昇。インフレ圧力は6カ月ぶりの高水準だった。ただ、競争のため、産出価格は大幅には上昇しなかった。
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