• 2025/09/03 掲載

ユーロ圏総合PMI、8月改定は51.0に小幅上昇 伸び悩み続く

ロイター

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[3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた8月のHCOBユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.0と、前月の50.9から上昇し、12カ月ぶりの高水準となった。ただ、昨年5月以来の新規受注増にもかかわらず、サービス業の伸び悩みが製造業の生産高改善を相殺し、わずかな上昇にとどまった。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

主要国では、スペインが引き続き最も堅調で、イタリアがわずかに加速した。ドイツは景気拡大が鈍化し、フランスは12カ月ぶりの高水準に上昇したものの、依然として縮小傾向にある。

ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「あまりにゆっくり自転車に乗ると転倒する恐れがある。それがユーロ圏が直面しているリスクだ。景気は年初から拡大しているが、ペースはあまりにも緩慢だ」と述べた。

サービス部門のPMIは、7月の4カ月ぶりの高水準だった51.0から8月には50.5に低下した。

製造業は過去約3年半で最も力強い生産増を示した。

全体的な雇用者数の伸びは14カ月ぶりの高水準まで加速。サービス業は従業員数を増加させたが、工場は人員削減を続けた。

一方、8月は物価上昇圧力が強まり、投入コストは3月以来最も速いペースで上昇し、企業の値上げ率は過去4カ月で最も大きくなった。

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