- 2025/09/05 掲載
ベトナムEVビンファスト、第2四半期は増収でも赤字拡大
[4日 ロイター] - ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが4日発表した第2・四半期決算は、純損失が8億1200万ドルと前期比15%増加した。野心的な成長戦略を支えるために事業拡大とマーケティングへの支出を加速したことが理由だ。
売上高は前期比1.9%増、前年同期比91.6%増の6億6300万ドルとなった。
納車台数は前年同期比172%増の3万5837台で、本国のベトナム市場が最大の販売先を維持した。
上半期の納車台数は7万2167台となったが、年間販売目標20万台の達成にはまだ多くの作業が残されている。
レ・ティ・トゥ・トゥイ会長はロイターに「通常、上半期の納車台数は年間総数の30%程度を占める。ベトナム国内市場に加え、インドネシア、フィリピン、インド、北米市場などの国外市場においても年末までにまだ多くの納車が残っている」と述べた。
ビンファストは今年の納車目標達成に自信を示し、2026年末までに損益分岐点に達するとの約束を改めて表明した。
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