- 2025/09/09 掲載
ボーイング737MAX生産上限、解除など未定=FAA長官
[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)のベッドフォード長官は8日、2024年初めから月38機としているボーイング小型機「737MAX」の生産上限について、解除するかどうかや、同社の生産をどう監督するかなどの決定はまだ下していないと述べた。
ワシントンで開かれたイベント後、記者団に「進展はある。ボーイングが望むほど速くはないかもしれないが、われわれが合理的に進めることができる限りの速さだ」と述べた。
FAAは昨年1月にアラスカ航空の737MAX9で飛行中に側壁が吹き飛ぶ事故が起きたことを受けて生産上限を導入。それ以来、ボーイングの生産に対する監視強化を継続している。
ベッドフォード氏はボーイングの改善には勇気づけられたとしつつ、重要な疑問に答えるにはデータを待つ必要があるとし、「作業はまだ続いている」との認識を示した。
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