• 2025/09/17 掲載

日産幹部、変動費削減目標達成に意欲 中国企業のコスト競争力が手本

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Daniel Leussink Maki Shiraki

[横浜市 17日 ロイター] - 経営再建中の日産自動車で調達コスト改革の責任者を務める富田達三TdCトランスフォーメーションチーフは17日、再建計画の一環として2026年度末までの達成を目指す変動費2500億円の削減について、従業員が持ち寄ったアイデアを駆使して実施している現在の勢いを維持すれば「達成は可能」との考えを示した。中国の取引先(サプライヤー)のコスト競争力を手本にし、達成を目指すとした。

富田氏は横浜本社での記者団との取材で、中国の取引先が生産する部品には「コスト競争力が非常に良いものがある」と指摘、「良い点をしっかり見習う」と述べた。その上で、中国流の仕事の方法を日産が使う自動車部品に「どのように活用していくかが今の課題」と話した。

中国の取引先がハンガリー、モロッコ、トルコなどで事業を展開し世界的に拡大していることにも触れ、「日産のグローバル展開でのパートナーの1社として、一緒に仕事をしていくことを考えている」と述べた。また、コスト削減に当たっては、取引先の基盤を縮小するのではなく協力強化を目指しているとの考えも示した。

日産は現在、従業員2万人の削減と車両生産工場を17から10に統合することを中心とした再建計画を実行中。計画の一環として、26年度までに24年度の実績比で固定費2500億円、変動費2500億円を削減し、自動車事業における営業利益とフリーキャッシュフローの黒字化を目指している。

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