- 2025/09/23 掲載
FRBは「利下げに慎重に」、インフレ懸念で=クリーブランド連銀総裁
[22日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は22日、インフレ率が依然として米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%を上回る水準で高止まりしていることから、FRBは利下げに「非常に慎重に」なる必要があるとの見解を示した。
「中立水準まであとわずかだと思うが、金融引き締め政策を解除すれば、再び経済が過熱し始める可能性があることを懸念している」と述べた。
また、足元の4.3%の失業率は「完全雇用に近い水準」とし、今年は若干上振れする可能性があるものの、間もなく再び低下するとの見通しを表明。インフレ率に関しては、目標から1%ポイント乖離(かいり)しており、「今後数年間も乖離し続けると予想している」と述べた。
ハマック総裁は今年の米連邦準備理事会(FRB)で政策決定の投票権を持っていない。
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