- 2025/09/26 掲載
御坊火力、2基を廃止=2号機は来月に―関電が発表
関西電力は26日、石油を燃料とする御坊火力発電所(和歌山県御坊市)の1、2号機を廃止すると発表した。2号機を来月末、1号機を来年6月末までに廃止する。脱炭素化に向け、二酸化炭素(CO2)を排出する石油火力発電から原子力発電などへの電源シフトが鮮明となる。
御坊発電所は1984年に稼働が始まり、全3基を備える。1、2号機が廃止されると、関電の石油火力発電施設は同発電所の3号機のみとなる。同社は廃止の理由について、経年劣化や稼働状況などの事業環境変化を総合的に勘案したとしている。残る3号機についても廃止を含め検討するという。
【時事通信社】
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