- 2025/09/29 掲載
NZ中銀は物価抑制に寄与、より早期に対応できた可能性も=報告書
NZ中銀は21年10月時点で0.25%だった政策金利を23年5月までに5.5%に引き上げた。インフレ率は22年第3・四半期に7.3%に達した。
検証結果によると、金融政策委員会(MPC)の戦略はインフレ率を1─3%の目標レンジに低下させ、長期インフレ期待を目標の中間値付近に維持することに寄与した。
中銀のチーフエコノミスト、ポール・コンウェイ氏は、後から考えると、より早期に、あるいはより積極的に金融引き締めを行っていれば、インフレ率はより早く抑制されていたかもしれないと指摘した。
同時に「当時入手可能だったデータを考えると、それは困難だっただろう。持続的な最大雇用を維持するという当時の責務と矛盾する可能性もあった」と述べた。
NZは23年の政権交代後、中銀の責務をインフレ目標のみに戻した。
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