• 2025/10/08 掲載

8月実質賃金-1.4%、8カ月連続減 特別給与がマイナスに=毎勤統計

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Tetsushi Kajimoto

[東京 8日 ロイター] - 厚生労働省が8日に公表した8月の毎月勤労統計(速報)によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年比1.4%減だった。8カ月連続で減少し、マイナス幅は7月の同0.2%減から拡大した。物価の伸びがやや落ち着く一方、夏のボーナスに当たる特別給与が前年からマイナスに転じて名目賃金が鈍化した。

労働者1人当たりの平均名目賃金を示す現金給与総額は前年比1.5%増の30万0517円。44カ月連続で増加したものの、7月の同3.4%増から伸びが縮小した。「特別に支払われた給与」が同10.5%減少した。基本給に当たる所定内給与は同2.1%増で、前月の2.0%から若干伸長した。

一方、8月の消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)は同3.1%増と、前月の同3.6%増から上昇幅を縮めた。

「総合ベース」の消費者物価指数(プラス2.7%)で見ても、実質賃金は同1.2%減少した。7月は同0.3%増だった。

厚生労働省の担当者は、名目賃金は「着実に伸びている」と説明。政府が進める対策で賃金を「より力強く伸ばしたい」と語った。

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