- 2025/10/14 掲載
エアバス、サプライヤー信頼度向上で今年の生産目標達成の見通し
[パリ 13日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスの幹部は13日、サプライヤー各社への信頼度と業績が著しく改善し、今年の納入目標である前年比7%増約820機の達成に向けて支援体制が整っていると明らかにした。
オペレーション担当執行副社長のフロラン・マスー・ディ・ラバケール氏は記者団に対し、2027年までに狭胴機の基本生産台数を月産75機に引き上げる長期目標に向け順調に進んでいると述べた。
同社は2021年に狭胴機の生産台数を月産40機から25年までに75機へほぼ倍増する計画を発表。目標は維持しているが、業界全体のボトルネックや遅延により達成時期を2年延期した。
マスー氏は多くのサプライヤーがエアバスの現状を理解し、ここ数カ月計画を安定化させており、これまでとは状況がまったく異なっていると指摘した。
同氏はまた、サプライヤーの米スピリット・エアロシステムズを米ボーイングと分割して資産を買収する手続きが進展しているとし、年内に完了させる方針を示した。
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