- 2025/10/14 掲載
9月の中国新車販売、14.9%増=政府支援効果続く
【北京時事】中国自動車工業協会が14日発表した9月の新車販売台数(輸出含む)は、前年同月比14.9%増の322万6000台だった。政府の買い替え支援策で国内販売が押し上げられた。輸出も21.0%増の65万2000台と好調だった。
全体のうち、助成を受けやすい電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった「新エネルギー車(NEV)」は24.6%増の160万4000台。NEVのシェアは49.7%と過半に迫った。
一方、日系自動車大手3社が14日発表した9月の新車販売台数によると、日産自動車は0.3%増、トヨタ自動車は1.0%減、ホンダは13.1%減だった。トヨタの新車販売が前年割れとなるのは8カ月ぶりで、広報担当者によると「競合の値引き拡大」などが影響したという。中国ではメーカー各社がシェア拡大を狙って激しい値下げ競争を繰り広げている。
【時事通信社】
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