- 2025/10/16 掲載
ユナイテッド航空、需要好調で第4四半期売上高は過去最高を予想
[シカゴ 15日 ロイター] - 米航空大手ユナイテッド航空が15日発表した第3・四半期決算は、調整後1株利益が2.78ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の2.63ドルを上回った。
売上高は前年同期比2.6%増の152億ドルとなった。
第4・四半期売上高については、旅行需要の増加と価格決定力の改善を追い風に過去最高に達するとの見通しを示した。
第4・四半期の調整後1株利益は3.00─3.50ドルと予想し、予想中央値の3.25ドルはアナリスト予想の2.86ドルを超えた。
競合するデルタ航空も1週間前に第4・四半期利益が過去最高になる見通しを示している。
ユナイテッドとデルタの2社はコロナ禍以降、プレミアム会員、法人、国際線旅客を活用した高収益源に力を入れることで航空業界全体を常に上回る業績を維持している。これが米航空会社の収益格差の拡大につながっている。
より快適で豪華な座席を求める旅客が増えていることから、ユナイテッドは顧客サービス向上のために10億ドルの追加投資を行う計画も明らかにした。
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