- 2025/10/16 掲載
米HPE、26年度利益・売上高見通しが予想下回る 株価下落
1株当たり調整後利益は2.20─2.40ドルとなる見込み。その中間値はアナリスト予想の2.40ドルを下回った。
売上高は5─10%増となる見通し。予想は17.2%増だった。
HPEは26年度第1・四半期から、サーバー、ハイブリッド・クラウド、金融サービスの各事業セグメントを統合し、新たに「クラウド&AI(人工知能)」セグメントを設ける。
アントニオ・ネリ最高経営責任者(CEO)は「HPEの新章では、当社の強化されたポートフォリオがより収益性の高い成長を生み出し、資本リターンの機会を増やすことで、株主にさらに大きな価値を届ける」と述べた。
ジュニパーネットワークス買収はHPEのネットワーキング事業を倍に拡大させ、競合するシスコシステムズとの差を縮めることが期待されている。
ジュニパーとの統合の一環として人員削減を計画しており、削減費用は総額約2億4000万ドルと見積もっている。
26年度のフリーキャッシュフローは15億─20億ドルと想定。予想は18億8000万ドル。
HPEは来年度から事業をクラウド&AI、ネットワーキング、企業投資・その他の主要3セグメントに整理する。
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