- 2025/10/17 掲載
保護主義の台頭に懸念共有=経団連、韓経協両会長が懇談
経団連と韓国経済人協会(韓経協)は17日、日韓の経済関係強化に向けた具体策を話し合う懇談会を東京都内で開いた。経団連の筒井義信会長はあいさつし、トランプ関税など世界的な保護主義の台頭で「貿易制限的行為が横行している」と懸念を表明。自由で公正な国際経済秩序の維持・強化に向け、両国の連携を呼び掛けた。
筒井氏は、世界貿易機関(WTO)改革の必要性を指摘。多国間の連携についても「深化が不可欠だ」と強調した。その上で、「包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)」への韓国の加入に「大いに期待する」と述べた。
これに対し、韓経協の柳津会長は、韓国が加入すれば「域内の供給網を安定させ、不確実性を低減できる」と応じた。
【時事通信社】 〔写真説明〕懇談会であいさつする経団連の筒井義信会長(右)と韓国経済人協会(韓経協)の柳津会長=17日午前、東京都千代田区
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