• 2025/10/17 掲載

インド、対中輸入規制の緩和検討 一部関税引き下げ=関係筋

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
Manoj Kumar

[ニューデリー 17日 ロイター] - インド商工省と政策立案機関NITIアーヨグは、中国からの輸入品に対する一部の関税および非関税制限の緩和を進めていると政府当局者3人が明らかにした。

具体的には特定製品に課している反ダンピング関税の失効を認めるほか、国内の生産能力が限られる皮革製品やエンジニアリング製品向けの原材料について、関税引き下げを検討している。

インドと中国の関係は2020年の国境衝突で悪化したが、今年8月、ビジネス関係の強化で合意した。政府関係者は「政府と経済界では、米国との貿易交渉と並行して、中国との貿易関係を含む通商政策を修正する必要があるとの認識が広がりつつある」と述べた。

別の関係筋は、商工省とNITIアーヨグが省庁間の会合で、原材料の輸入関税引き下げを求める業界の要望を支持したと明かした。ベトナムなどが中国からの原材料を無関税で輸入しており、インドの製造業が不利な立場に置かれていると指摘した。ただ、関税引き下げの最終判断は財務省にあると話した。

政府筋は、車軸ビーム、ステアリング部品、高強度ポリエステル糸などに対する反ダンピング関税を更新しない方針だと述べた。

政府顧問は、国家安全保障上のリスクが最小限にとどまる場合に限り、中国からの投資規制をケース・バイ・ケースで緩和することも検討していると明らかにした。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます