- 2025/12/17 掲載
ソフトバンク、横須賀で自動運転レベル4大型バス実証開始へ計画
本実証は、京浜急行電鉄YRP野比駅と横須賀リサーチパーク(YRP)を結ぶ約3kmの既存路線で2025年12月1日にスタートした。現在は1台の大型路線バスによる自動運転レベル2での走行を行い、2027年度中のレベル4での走行実現を目標とする。さらに2028年度には、2台の自動運転車両が連なって走る隊列走行技術を用いた路線バスの実用化も視野に入れる計画という。
背景には、全国的なバス運転士不足により地域公共交通ネットワークの維持が難しくなっている現状がある。横須賀市内で広く運行する京浜急行バスでも安定運行の確保が課題となっており、とくに多くの事業所・研究所が集積するYRP周辺では通勤時間帯の需要が高いとされる。
ソフトバンクは、JR西日本と共同開発した「自動運転・隊列走行 BRT」で蓄積した知見やノウハウを活用し、持続可能な地域交通の実現を目指すプロジェクト。今後の検証結果が、他地域への展開可能性を探る材料になるとみられるという。
自動運転のおすすめコンテンツ
PR
PR
PR