- 2025/10/17 掲載
HSBC、金価格予想を上方修正 26年に5000ドルも
地政学的緊張、経済の不確実性、ドル安が理由。26年には5000ドルに達する可能性があると予測した。
同行は「金価格のラリーは、地政学リスク、経済政策の不確実性、公的債務の増加により、26年上半期を通じて維持される可能性が高い」と指摘。
過去のラリーとは異なり、金市場への新規参入者の多くは必ずしも価格上昇のためではなく、分散投資と安全資産として金に投資しているとし、ラリーが収まった後も市場に留まる可能性が高いとの見方を示した。
金価格は17日に最高値を更新し、4378.69ドルとなった。
一方、ANZは16日、金価格が26年6月までに4600ドル近辺でピークに達した後、米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和サイクルを終え、米経済成長と関税政策を巡る不透明感が後退するにつれて、下半期には徐々に下落すると予測した。
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