• 2025/10/24 掲載

VW、生産当面継続でも半導体供給不足の懸念高まる=関係筋

ロイター

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Ilona Wissenbach Rachel More

[フランクフルト 23日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の主要工場では、オランダの半導体メーカー、ネクスペリアの中国部門の経営権を巡る中国とオランダの対立により供給不足の恐れがあるが、来週の生産作業を計画通り進められる見通しだ。事情に詳しい関係者が23日ロイターに明らかにした。

しかしドイツの祝日で操業が短縮される再来週以降については、不透明感が残るという。

ネクスペリアの親会社である中国電子機器大手ウイングテックに関連する知的財産を巡る懸念から、オランダ政府がネクスペリアを管理下に置くと発表したことを受け、中国政府は輸出を禁止した。ウイングテックは昨年、米国政府の国家安全保障上のリスクをもたらす可能性のある企業のリストに掲載された。

欧州の自動車メーカーは、紛争が解決されなければ生産停止の恐れがあると警鐘を鳴らしている。中国政府がネクスペリア製品の輸出を禁止したことで、フォルクスワーゲンのほか、独BMWやメルセデス・ベンツなどの供給網に影響が出ている。

ネクスペリアが製造する半導体は高度な技術とはみなされないが、大量生産に必要で、自動車や民生用電子機器業界で広く使用されている。同社の半導体の大半は欧州で生産されるが、中国でパッケージングされており、在庫がいつまでもつかは不明だ。

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