- 2025/10/24 掲載
9月百貨店売上高、2カ月連続プラス 訪日客消費は前年並みに回復
[東京 24日 ロイター] - 日本百貨店協会が24日に発表した9月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比1.4%増の4288億円と2カ月連続で前年を上回った。国内売り上げが好調に推移し、インバウンド(訪日外国人)の売り上げも前年並みの水準まで回復した。
インバウンドの免税売上高は前年比0.3%減と7カ月連続の前年割れだったが、マイナス幅は5月の40.8%から4カ月連続で縮小した。購買客数は46万人(同2.8%増)と9月として過去最高を記録。活況だった関西万博の影響で大阪が好調だった。
商品別の内訳で衣料品は残暑が長引いた影響で秋物の動きが鈍かったが、9月中旬以降は気温が下がり羽織物なども売れた。外商顧客向けのイベントなども奏功し、美術・宝飾・貴金属は大都市がけん引する形で売り上げが伸びた。化粧品は好調。生鮮食品は価格高騰の影響で低調が続いた。
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