- 2025/11/01 掲載
OpenAI、ソフトウェアの脆弱性を自律的に検知・修正提案するGPT-5搭載セキュリティエージェント「Aardvark」発表
コードが進化するにつれ、防御側を有利にする新しい自律モデルを提供
https://openai.com/index/introducing-aardvark/
初期の社内およびパートナーによる評価では、既知・合成の脆弱性を高検出率で発見した実績が報じられており、開発チームにとって「防御側の優位性を高めるツール」と位置づけられている。
Aardvarkはまず限定的なベータ提供から開始され、企業のソフトウェア開発ワークフローに統合する形で利用が見込まれており、オープンソースプロジェクト等にも応用が進む可能性があると報じられている。
一方で、本技術が示すように「AIがコードを自律的に修正提案する」段階に至ったことで、逆に「AI自身の悪用」「偽陽性・偽陰性のリスク」「パッチ品質の監査体制」などセキュリティ上の新たな課題も指摘されており、専門家は人間のレビューとの連携を不可欠と警鐘を鳴らしている。
ソフトウェアが産業インフラの中心となる現代において、Aardvarkのようなツールは重要な一歩とされており、今後の展開と安全運用の手法が注目されている。
セキュリティ開発・DevSecOpsのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR