- 2025/11/03 掲載
身に余る光栄=瑞宝大綬章の武藤元財務次官
瑞宝大綬章を受章した元財務事務次官の武藤敏郎氏(82)は「身に余る光栄。財務省と日銀を通じ財政・金融に携わってきたが、多くの関係者から長年にわたり頂いたご指導とご厚情のたまものであり、深く感謝する」との談話を発表した。
埼玉県出身。1966年に大蔵省(現財務省)に入省し、主に主計畑を歩んだ。2000年6月から2年半にわたり、大蔵省最後の事務次官と財務省の初代次官を務めた。03年3月に日銀副総裁に就任し、福井俊彦総裁(当時)を支えた。
14年1月、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の事務総長に就任。コロナ禍で1年延期されて21年の開催となったが、武藤氏は「開催できたのは大勢の関係者の一致協力によるもの。関係者の皆さまとこの栄誉を分かち合いたい」とコメントした。
【時事通信社】 〔写真説明〕武藤敏郎元財務事務次官
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