• 2025/11/04 掲載

FRB、「中立金利」到達まで0.5%幅の利下げ必要=ミラン理事

ロイター

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[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は3日、FRBの現行政策はなお過度に引き締め的との考えを示し、これにより米経済が景気後退(リセッション)入りするリスクが高まっていると述べた。

FRBが10月28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを決定した際、ミラン氏は0.5%ポイントの利下げを主張し、決定に反対票を投じた。

ミラン氏は0.25%ポイントの利下げに反対した理由についてブルームバーグテレビの番組「サーベイランス」で、「金融市場は金融政策だけでなく、多くの要因に左右される」と指摘。金融政策運営にあたり、株式や企業信用市場の強さを過度に重視するのは間違えているとの考えを示した。

ミラン氏は、人口動態の変化やその他の要因で基調的な金利水準は押し下げられたとし、FRBの利下げにもかかわらず、金融政策は「受動的に引き締まっている」とあらためて指摘。景気を刺激せずも冷やしもしない「中立」的な金利水準は現行政策より「かなり下」にあると推定されるとし、政策金利が中立水準に達するまでFRBは0.5%ポイントの幅での利下げを続けるべきとの考えを変えていないと語った。

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