• 2025/11/04 掲載

ドル155円乗せ試す展開か、月初の米指標注視=今週の外為市場

ロイター

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Shinji Kitamura

[東京 4日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は、8カ月ぶり高値となる155円乗せを試す展開となりそうだ。米政府閉鎖中のため雇用統計は今回も発表見送りとなる公算が大きいが、その他の米重要指標を通じて、不透明感が強まってきた12月利下げの可能性を見極めることとなりそうだ。

予想レンジはドルが153━156円、ユーロが1.14―1.17ドル。

日米中銀会合や日米・米中首脳会談など多くのイベントを一気にこなした結果、ドルは一時154円台まで上昇し、高市早苗政権発足後の中心レンジだった150─153円を上抜けてきた。「このままレンジが上方移行するのか、再び元に戻るかの分かれ目」(大手銀のトレーダー)に、参加者の関心は集中している。

それを左右する手掛かりとなるのが、米国で月初に発表が相次ぐ経済指標。3日公表された米供給管理協会(ISM)製造業購買担当者景気指数(PMI)、5日に予定される同非製造業総合指数、ADPリサーチの全米雇用報告、7日のミシガン大消費者信頼感指数などを通じて、現在7割超の確率で織り込んでいる12月利下げ見通しが、どう変化するかがポイントとなる。

円安圧力の高まりも見逃せない。シティグループ証券通貨ストラテジストの高島修氏によると、同行顧客の間では、円売りポジションが積み上がっているという。米株高などを背景とするリスクオンムードが強まる中で「円キャリー取引が再燃している。円安圧力の行方は、リスクオン環境の持続性にかかっている」という。

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