トライアルＧＯ、都内初出店＝西友近隣に、ＩＴ活用の小型店

九州を地盤にディスカウントストアなどを展開するトライアルホールディングス（ＨＤ）は７日、小型店「トライアルＧＯ」の東京都内への初出店となる店舗を、杉並区と練馬区にそれぞれオープンした。近隣にある子会社の西友の店舗から弁当を配送したり、ＩＴ技術を活用したりすることで効率化を進める。

同日午前、杉並区の「ＴＲＩＡＬ

ＧＯ

西荻窪駅北店」を報道陣に公開した。西友の近隣３店舗からパンやカツ重、すしなどを配送することで、調理拠点を新設する手間などを省いた。高頻度で届け、常に新鮮な食品が並ぶようにしたという。

またセルフレジを導入して省力化を進めた。顔認証機能を搭載したカメラをレジに設置するなどして、決済の場に店員がいなくても酒類といった年齢確認が必要な商品を購入できるようになっている。入り口や商品棚の上にはデジタルサイネージ（電子看板）を設置し、時間ごとにお薦めの商品などを紹介する。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京都内に出店した「トライアルＧＯ」の新店舗。商品棚の上にはお薦めの商品などを紹介するデジタルサイネージを設けている＝７日、東京都杉並区 〔写真説明〕「トライアルＧＯ」の新店舗に導入されたセルフレジ。顔認証機能を搭載したカメラを通じて年齢確認が必要な商品の購入もできる＝７日、東京都杉並区