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- 2026/10/25 03:29 掲載
アンソロピック、Claude Enterpriseでチャットと「Cowork」を統合 支出上限など強化
会話はチャットとして始まり、コードの実行やファイルの操作が必要になると、Claudeがクラウド上で作業を続け、完成した文書や分析、スライドを返す。作業はクラウドで動くため、ノートPCを閉じても止まらず、別の端末から続きを引き継げるとしている。従来のチャットやプロジェクト、コネクター、スキル、プラグインは、新しい環境にそのまま引き継がれる。チャットとCoworkは、9月にPro・Maxプラン向けで先に統合されており、今回は同じ体験をEnterprise向けに広げた。
エージェント作業は、セッションごとに分離された仮想マシン(VM)で実行する。Claude Enterpriseではネットワークの外部送信が既定でオフで、コネクターの認証情報はサンドボックスの外に置く。シングルサインオン(SSO)やCompliance APIなど、既存の統制も引き続き使える。LabXの最高技術責任者(CTO)は、移行はスムーズで、コネクターやスキル、MCPに影響はなかったとコメントしている。
料金は引き続き使用量ベース。アンソロピックによると、最新のClaude Opus 5.5は一般的な作業負荷でOpus 5より運用コストが40%低く、Claude Sonnet 5.5はSonnet 5より最大30%低い。一方で、エージェント作業は短いチャットよりトークンを多く使うことがあるとして、管理者向けに4つの統制手段を用意した。SonnetとHaikuのモデルにとどめる新設定の「Efficient mode」、役割ごとに使えるモデルを決める「モデル権限」、組織・グループ・メンバー単位の「支出上限」、グループが共有の月額予算を使う「プール型グループ予算」である。
統合版は同日から、Claude Enterpriseプランで一般提供される。管理者は組織設定から展開を管理できる。
では、エージェント作業を広げた企業は、請求額の膨張をどこまで食い止められるのか。背景には、同じ技術で先に課金方式を変えたマイクロソフトの動きと、上限の置き方しだいで抜け落ちる穴がある。
・マイクロソフトのCopilot Coworkは、6月に何を変えたのか
・上限を置かなかったメンバーは、どこまで使えてしまうのか
・プール型予算を使い切ると、何が止まるのか
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