- 2025/11/10 掲載
アスクル、法人事業所向けサービスを優先して復旧、本格復旧フェーズは12月上旬以降
障害原因の詳細は公表せず、ログ解析・異常監視・原因調査を継続
ビジネス+IT
同社は、まず法人・事業所向け通販「ASKUL」サービスを最優先で復旧させ、医療機関・介護施設を含む顧客の業務継続を重視するとしている。 具体的には、10月29日にFAX注文と手運用出荷によるトライアルを開始しており、対象はコピーペーパー等の37アイテム、出荷拠点は東京都・新木場物流センターおよび大阪DCの2拠点。 11月12日からはこれを拡大し、箱単位注文で237アイテムを一部顧客向けに出荷、出荷拠点を全国7拠点まで広げ、出荷能力は従来の1?2割程度と見込まれている。 さらに、11月中にはFAXに加えてWeb注文(ソロエルアリーナ)再開、医療機器・衛生材料など約470アイテムの単品注文にも段階対応する計画を示した。
本格復旧フェーズは「12月上旬以降を目途」としており、この段階でASKUL Webサイトからの通常注文受付および一部物流センターからの通常出荷(箱単位ではなく単品注文、在庫全商品の出荷)を再開する見込みとされている。
一方、個人向け通販サービス「LOHACO」については、現時点では出荷トライアルの対象外であり、再開時期は未定とされている。
同社は障害原因の詳細について「被害拡大防止のため情報開示を差し控える」とし、ログ解析・異常監視・原因調査を継続している。
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