- 2025/11/16 掲載
25年度補正、14兆円超へ=電気補助、今夏より大幅増―政府
政府は16日、策定中の経済対策の裏付けとなる2025年度補正予算案の歳出規模について、前年度(13.9兆円)を上回る14兆円超とする方針を固めた。政府・与党内からは一段の上積みを求める声もあり、さらに規模が膨らむ公算が大きい。21日にも経済対策を閣議決定し、臨時国会で補正予算案の成立を目指す。
高市早苗首相は16日午後、首相公邸で片山さつき財務相、城内実経済財政担当相らと経済対策を巡り協議した。終了後、片山氏は記者団の取材に応じ「物価高の不安解消のための措置について、360度、聖域なく洗い出して検討した」と説明。その上で「日々、規模的には大きくなっている」と述べた。
策定中の経済対策では、家計の負担軽減策として、厳冬期の電気・ガス代補助を盛り込む。補助の規模は、平均的な家庭で月1000円程度とした今年7~9月の補助額から大幅に引き上げる方向で調整している。
【時事通信社】 〔写真説明〕首相官邸=7月19日、東京・永田町
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