• 2025/11/17 掲載

米ドル資金アクセス制限なら世界的リスク=欧州大手資産運用CEO

ロイター

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Iain Withers Tommy Reggiori Wilkes

[ロンドン 14日 ロイター] - 欧州最大級の資産運用会社の1つであるDWSのステファン・フープス最高経営責任者(CEO)はロイターに、米連邦準備理事会(FRB)がドル資金供給にアクセスを制限するという、可能性は低いが起こり得る事態の影響について検討していると語った。

フープス氏によると、そうした「レッドライン」を越えるどのような動きでもあれば、ドル資金に対する依存度がより高い新興市場にとりわけ大きな影響を与えるという。ただ、そうした措置は極めて可能性が低いとした。フープス氏は「(ドル資金供給にアクセスが制限されると)どのような事態になるのか考えている。それは小規模な国々や新興市場に深刻な影響を与えるだろう」と語った。

ロイターは13日、欧州の金融当局が米国に対する依存度を引き下げるため、米国以外の中央銀行が保有するドル資金をプールし、FRBの資金供給という最終手段に代わる仕組みを検討していると報じた。今回のインタビューはこの報道の前に実施された。

トランプ米大統領が進める政策は長年の関係を覆しFRBの独立性に疑問を投げかけており、こうした議論が結果として起きている。

FRBのパウエル議長は7月、欧州中央銀行(ECB)主催の会議で、FRBが他の公的機関に対するドル流動性の供給方法を変更する計画はないと述べた。ホワイトハウスの報道官もトランプ氏がドルの「強さと力を維持するよう関与すると繰り返し確認している」と語った。

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