- 2025/11/18 掲載
カナダCPI、10月は前年比+2.2%に鈍化 ガソリン・食品が押し下げ
ロイターがまとめたアナリスト予想は前年同月比2.1%上昇、前月比0.2%上昇だった。
カナダ銀行は10月、インフレが安定化する見通しを示した上で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて2.25%にすることを決定した。12月の会合では、政策金利を据え置くとの観測が高まっている。
ガソリンの炭素税が廃止された影響で、ガソリン価格は前年同月比で9.4%低下。9月の4.1%低下から下落率が拡大した。炭素税廃止の影響を除いた年間上昇率は2.7%で、9月は2.9%だった。
食品価格は前年同月比で10月に3.4%上昇。9月の4.0%上昇からは伸びが鈍化したものの、9カ月連続で総合インフレ率を上回った。
住宅ローン金利コストは10月に2.9%上昇。一方、家賃の伸びは5%を上回り、2カ月連続で加速した。
コアインフレ指標の一つであるCPI中央値は10月に2.9%上昇。9月改定値は3.1%上昇だった。CPIトリム値は3.0%上昇と、9月の3.1%上昇から伸びが鈍化した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR