• 2025/11/18 掲載

米政権のコーヒー関税免除、国内輸入業者に恩恵もブラジルに打撃

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
Marcelo Teixeira Roberto Samora Oliver Griffin

[ニューヨーク 17日 ロイター] - トランプ米政権が大半の輸入コーヒー豆に対する関税免除を決定したことは、米国のコーヒー焙煎業者や輸入業者に恩恵をもたらす一方、主要生産国ブラジルには打撃となる。ブラジル産コーヒー豆には依然として高関税が課されるためだ。

米政権が14日に発表した措置は、ほぼ全ての生産国から輸入するコーヒー豆に対する関税を撤廃するが、ブラジル産については10%の相互関税のみが撤廃され、40%の関税は維持される。

アナリストや業界関係者は17日、この変更によって世界最大のコーヒー市場である米国がますますブラジル産を回避し、他の中南米諸国やアジア産の豆を求めるようになるとの見方を示した。

ブラジルを除く米州のコーヒー生産国の多くは、当初課されていた10%の関税が撤廃された。アジアの生産国はさらに高い関税を課されていたがこれも撤廃され、米国に関税ゼロで供給することが可能になる。

ラボバンクは「米国のコーヒー供給にとってはいくらかの救済となるが、ブラジルに対する関税が40%となる中、依然として厳しい状況が続くだろう」と述べた。

ブラジルは引き続き米国との交渉を続けている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像