• 2025/11/18 掲載

ジェフ・ベゾス氏、私財を投じて新たなAIスタートアップ立ち上げ

コンピュータ、車、宇宙船などの製造・エンジニアリング領域にAIを応用

ビジネス+IT

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米国のインターネット通販大手 Amazon.com 創業者である ジェフ・ベゾス氏が、AI分野において新興企業を立ち上げ、私財を投入したという報道が複数メディアにより伝えられた。報道によれば、この新興企業「Project Prometheus」は、ベゾス氏自身が共同最高経営責任者(co-CEO)として参加する見込みであり、設立時点で約62億ドル(6.2 Bドル)の資金を調達している。

報道内容によれば、Project Prometheusは、コンピュータ、車、宇宙船などの製造・エンジニアリング領域にAIを応用することを目的としており、ベゾス氏が正式な経営ポジションに就くのは、2021年7月にAmazonのCEOを退任して以来初めてとなる。

また、共同経営者として物理・化学専攻の技術責任者である ヴィク・バジャージ氏が名を連ね、既に約100人の従業員を採用しており、このうち研究者は OpenAI、DeepMind、Meta Platforms といったAI領域の主要企業からの転籍者が含まれていると報じられている。

そのほか、ベゾス氏がAI関連スタートアップに対して最近まで行ってきた複数の投資実績も報じられている。例えば、AIデータソリューションを手掛ける Toloka に対して、ベゾス氏の投資ファンド(Bezos Expeditions)が主導して7200万ドルの資金調達ラウンドをリードしたという報道もある。

また、ロボティクスに特化した Physical Intelligence が4 億ドルの調達を行ったラウンドにベゾス氏が参画したとされている。

今回のProject Prometheusに関しては、現時点で公式な声明はベゾス氏側から出ておらず、報道は主に米紙 The New York Times の関係者への取材記事に基づくもので、Reuters も「報道内容を独自には確認できていない」と注記している。

この動きは、AI分野において単なる株式投資者にとどまらず、創業者自身が現場運営に関わるという構えを示すものであり、ベゾス氏が“次世代AI”に向けて本格的にコミットする意思を示したと受け止められている。

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