- 2025/12/24 掲載
仏議会、来年1月までのつなぎ予算案可決 緊縮策と増税でなお溝
議会は26年予算案の可決を目指しているが、与野党間の対立が深く、審議は難航している。上下両院は19日の審議で、支出削減と増税を巡る対立から妥協に至らなかった。
これを受けてルコルニュ首相は22日、緊急つなぎ予算案を提出していた。
ルコルニュ氏は23日の演説で、つなぎ予算案により「来年1月1日以降も税金の徴収と公共サービスの提供ができるようになる」と訴えた。今後は財政赤字を国内総生産(GDP)の5%以内に抑える26年予算案を可決させるため、閣僚および各政党と重点的に取り組む方針を表明した。
フランス政府は今年、財政赤字をGDPの5.4%以内に抑えるのに苦戦している。こうした中、投資家と格付け会社はフランスの財政運営を厳しく監視している。
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