- 2025/12/29 掲載
利上げペース「数カ月に1回」=円安、低金利が影響―日銀12月会合
日銀は29日、0.75%への利上げを決めた今月18、19日の金融政策決定会合で政策委員が示した「主な意見」を公表した。委員の一人は「円安や長期金利上昇には、インフレ率に対し政策金利が低過ぎることが影響している」と指摘。今後の政策運営に関しては「当面は数カ月に1回のペースを念頭に、金融緩和度合いの調整を進めるべきだ」との意見が出された。
ある委員は「企業業績は賃上げを支え得る程度に堅調で、このままの金融環境では物価上昇圧力が持続するため、次回会合を待つリスクは大きい」と説明。委員から、今回会合で利上げに踏み切るのが妥当だとの意見が相次いだ。
【時事通信社】
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