- 2026/01/02 掲載
韓国中銀総裁、ウォン安を懸念「経済ファンダメンタルズ反映せず」
[ソウル 2日 ロイター] - 韓国銀行の(中央銀行)の李昌ヨン総裁は2日の年頭演説で、対ドルでの最近のウォン水準は経済ファンダメンタルズを正確に反映していないとし、自国通貨が弱すぎるとの見方を示唆した。
総裁は「適切な為替レートを決めるのは難しい」としながら、最近の1400ウォン台後半の水準は経済ファンダメンタルズから大きくずれているようだとの見方を示した。
総裁はまた、米国との貿易合意の実施に向け中銀が政府と協力するなか、為替の安定を損なう可能性のある米国向け投資には同意しないと指摘。また、公的年金基金である国民年金公団(NPS)に対し、ドル/ウォン相場への影響を最小限に抑えるため、海外投資戦略を見直すよう求めた。
2日の外為市場でウォンは弱含んで推移している。ここ数週間でウォンは1ドル=1500ウォン台に迫っており、当局は新たな税制措置打ち出し、投機的投資を警告している。
NPSはウォン支援へドル売りを行っており、市場関係者は政府のウォン押し上げ策の一環とみている。
シティバンク韓国のエコノミストは、ウォンが年末1439.5ウォンに上昇したことを挙げ、この比較的低いドル水準を為替当局は好ましいと考えるだろうとし、「今後3カ月で1450ウォン、6-12カ月で1430ウォンで安定する」との予測を示した。
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