• 2026/01/20 掲載

塩野義、抗HIV薬開発の英社に3000億円追加出資 議決権21%に

ロイター

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Shiho Tanaka

[東京 20日 ロイター] - 塩野義製薬は20日、抗HIV(エイズウイルス)薬の研究・開発などを手掛ける英国のヴィーブヘルスケアに21億2500万ドル(約3347億9300万円)を追加出資すると発表した。英グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ファイザーが保有する株式のうちファイザーの持ち分を取得し、塩野義の保有比率は21.7%に上昇する。ヴィーブは塩野義の持分法適用関連会社となる。

今回の出資に対して、ヴィーブは議決権比率11.7%に当たる新株を発行する。ヴィーブはファイザーが保有する株式を18億7500万ドルで取得後に消却し、グラクソに対して2億5000万ドルの特別配当を支払う。これにより株主構成はグラクソ78.3%、塩野義21.7%となり、ファイザーは株主から外れる。

塩野義は引き続きヴィーブの取締役1人の指名権を保有し、2012年から取締役を務めるジョン・ケラー氏が経営への参画を続ける。

各国の競争法や海外直接投資法等に基づく関係当局の承認を経て、株式取得を3月末までに完了させる予定。今回の出資が塩野義の26年 3 月期連結業績に与える影響は軽微だが、27年3月期以降の利益に貢献する見込みという。

ヴィーブは抗HIV薬の研究、開発、製造、販売を行っている企業で、09年にGSKとファイザーが設立し12年に塩野義が加わった。塩野義は今回の追加出資により、GSK、ヴィーブの両社とHIV感染症の治療・予防分野での協業を強化する方針。

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