• 2026/01/20 掲載

午前の日経平均は続落、欧州株安が重し 主力株安い

ロイター

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Hiroko Hamada

[東京 20日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比652円46銭安の5万2931円11銭となった。前日の米国株市場が休場で手掛かりに乏しい中、欧州株安の流れを引き継ぎ利益確定売りが継続した。指数寄与度の大きい銘柄や主力株が軟調で、日経平均は一時700円超下落した。一方、政策期待から内需株はしっかりだった。

日経平均は前営業日比234円安でスタートした後、下げ幅を広げ、前場序盤に一時707円安の5万2876円24銭で安値を付けた。その後は下げ幅を縮小し、5万3000円台を上回ったが、前引けにかけて再び売りが強まった。セクター別では水産・農林や食料品がしっかり。衆院選の公約を巡り、与野党が食料品の消費減税を掲げていることが支えとなった。

市場では「グリーンランドを巡る米欧対立への懸念が高まり外部要因が重しとなっているが、内需株など手掛かりのあるセクターにはきちんと物色の矛先が向かっている」(楽天証券経済研究所のシニアマーケットアナリスト・土信田雅之氏)との声が聞かれた。

一方、「消費減税への思惑で財政悪化懸念が高まり、国内金利が上昇していることが株価の上値を抑えている面もありそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との指摘もあった。債券市場では新発5年債、20年債、30年債、40年債の利回りが軒並み過去最高水準を更新した。

TOPIXは0.98%安の3620.69ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆8685億8200万円だった。東証33業種では、水産・農林、空運、小売など5業種が値上がり。繊維製品、非鉄金属、証券、商品先物取引など28業種は値下がりした。

個別では、ニチレイ、サッポロホールディングス、良品計画、資生堂などが堅調。 東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループは下落し、3銘柄で日経平均を394円ほど押し下げた。主力のリクルートホールディングスやトヨタ自動車も軟調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり375銘柄(23%)に対し、値下がりが1181銘柄(73%)、変わらずが46銘柄(2%)だった。

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