- 2026/01/21 掲載
市場に変動生じている、高い緊張感を持って動向を注視=木原官房長官
Shiho Tanaka
[東京 21日 ロイター] - 木原稔官房長官は21日午前の会見で、前日の米国市場で株安、ドル安、債券安のいわゆる「トリプル安」となったことに関し、金融市場に変動が生じていると指摘した上で「動向を高い緊張感を持って注視する」と述べた。
20日の米市場ではドル指数は急落、株式は主要3指数が軒並み大幅続落、金利は上昇した。トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドの購入に反対する欧州各国に追加関税を課すと表明したことでインフレ懸念が高まったほか、日本の金利上昇も波及したとみられている。
会見で日本の金利上昇などが国際市場に与える影響について問われ、木原官房長官は「具体的なコメントは差し控えなければいけないが、世界あるいは日本の市場で変動が生じていることはよく認識している」とし、「金融市場の動向を、高い緊張感を持って注視しているところだ」と述べた。
木原官房長官によると、スイスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)の場で片山さつき財務相はベセント米財務長官と短時間の会談を行った。詳細の説明は控えた。
ベセント財務長官は20日、日本の長期金利上昇について、足元の日本国内の状況と「市場の反応を切り離して考えることは非常に難しい」、「日本のカウンターパートと連絡を取り合っている」などと述べている。
一方、トランプ米大統領から高市早苗首相に、パレスチナ自治区ガザの暫定統治などを担う国際機関「平和協議会」への参加を呼び掛ける書簡が届いたと明らかにした。現在は「米国、関係国と意思疎通しつつ、詳細を精査している」と説明、評議会への参加の可否を含め検討を進めていくと述べた。
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