- 2026/01/23 掲載
百貨店売上高、5年ぶり減=免税品の落ち込み響く―25年
日本百貨店協会が23日発表した2025年の全国売上高概況によると、全体の売上高は総額5兆6754億円で、既存店ベースで前年比1.5%減と5年ぶりにマイナスに転じた。訪日客の購買額を示す免税売上高が、12.7%減の5667億円と大きく落ち込んだことが響いた。
25年の訪日外国人が初めて4000万人を突破する中、百貨店の訪日購買客数も621万人超と過去最高を記録。しかし、単価が安い消耗品に需要の中心が移ったことで、客単価が伸び悩んだ。化粧品や貴金属などは堅調だったものの、高級ブランドの衣料品や身の回り品が不振だった。
同時に発表した25年12月の売上高は総額が6542億円で、既存店ベースで前年同月比1.1%減と5カ月ぶりのマイナス。免税売り上げは17.1%減の519億円、購買客数も16.7%減の50万人だった。中国からの訪日客数と売り上げはいずれも約4割減で、中国政府による渡航自粛が影響したとみられる。春節を2月に控え、同協会は「当面は厳しい状況が続くのではないか」(西阪義晴専務理事)と懸念している。
【時事通信社】 〔写真説明〕2025年8月、百貨店が立ち並ぶ東京・銀座を歩く人たち
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