- 2026/01/29 掲載
FRBが金利据え置き、2理事が反対 利下げ再開時期の手がかり示さず
Howard Schneider
[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は27─28日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.50─3.75%に据え置くと決定した。インフレの高止まりと堅調な経済成長を踏まえた。ただ、将来的な利下げ時期について明確な見通しは示さなかった。
決定は10対2。ウォラー理事とミラン理事が0.25%の利下げを主張し、金利据え置きに反対票を投じた。ウォラー理事は5月に任期が切れるパウエルFRB議長の後任候補の1人になっている。
FRBはFOMC声明で、経済活動は底堅いペースで拡大していると指摘。物価情勢については、インフレは依然としてやや高止まりしているとした。
労働市場については、幾分か安定化の兆候が見られると指摘。雇用増は低水準にとどまっているした一方で、前回の声明に盛り込まれていた「雇用に対する下振れリスクがここ数カ月間で高まったと判断する」とのとの文言を削除。政策担当者の間で労働市場の急速な悪化に対する懸念が和らいでいる可能性があることが示唆された。
FRBは昨年9月から12月にかけて3会合連続で0.25%ポイントの利下げを決定。今後の金融政策運営について、今回の声明でも「FF金利の目標誘導レンジに対する追加調整の程度と時期を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」とするにとどめ、次回利下げの時期について明確な示唆はなかった。
インフレーション・インサイツのプレジデント、オマイル・シャリフ氏は今回のFOMC声明について「労働市場を巡り、明らかにやや楽観的になった」との見方を示した。
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